2006年04月25日

『夏期限定トロピカルパフェ事件』

著:米澤 穂信 出版:東京創元文庫 東京創元社


小市民シリーズの続編。
先に「春期限定いちごタルト事件」というものがあるので、そちらを先に読んでおくと良いかと思われる。

先立ってミステリーズ誌上にて「シャルロットだけはぼくのもの」、「シェイク・ハーフ」を読んでいたために、多少興がそがれた感は否めないですが、まぁそれはそれで。

本作で、小鳩くんと小山内さんの関係に大きな変化がもたらされました。
おそらくは「秋期限定モンブラン事件」への引きなのだろうが、個人的には不満。
彼等がそういった結論を導き出す動機が少し弱いかな、という疑問がその引っ掛かりかと。

ミステリとしては、「シャルロットだけはぼくのもの」がかなり良い出来。
倒述モノの王道の、読者に「どこで犯人はミスを犯したか?」を推理させる構成で、かなり楽しめましたw



夏期限定トロピカルパフェ事件夏期限定トロピカルパフェ事件
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] 夏期限定トロピカルパフェ事件
[著者] 米澤 穂信
[種類] 文庫
[発売日] 2006-04-11
[出版社] 東京創元社

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評価・ネタバレ
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2006年01月28日

『声の網』

著:星新一 出版:角川文庫 角川書店


星さんのショートショートに慣れ親しんだ人にはちょっと意外性が強いかもしれない。
文庫本一冊で一つの物語とはいえ、連作短編形式なので星さんのショートショートや短編に慣れ親しんだ人でも大丈夫でしょう。

便利になりすぎた文明への批判の精神はあいかわらずここでも健在。
この作品が書かれたのが30年前、というのが信じられないくらい今の我々の便利な生活と、それに付随する問題点が見通されている。
星さんは先を見通す力がすごい人だったんだなぁ、と改めて感心を抱いた作品でした。



声の網声の網
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] 声の網
[著者] 星 新一
[種類] 文庫
[発売日] 2006-01-25
[出版社] 角川書店

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評価
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2006年01月26日

『きまぐれロボット』

著:星新一 出版:角川文庫 角川書店


新装版で片山若子さんのイラストだったので購入。確か、昔読んだ記憶はあったけれど、読んでみたらまったく違うものだった。どうやら別の作品と間違っていたらしい。

いつものように、いつものような星新一のショートショート集です。
短い話の中にユーモアのある、そしてシニカルな意外性のあるオチ。
さすがに星さんのショートショートは期待を裏切らない作品ばかりです。

星新一を読んだことある人にも、初めて入る人にもオススメです。



きまぐれロボットきまぐれロボット
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] きまぐれロボット
[著者] 星 新一
[種類] 文庫
[発売日] 2006-01-25
[出版社] 角川書店

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評価
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『リトル・バイ・リトル』

著:島本 理生 出版:講談社文庫 講談社


文字の大きさ、行数、装丁も読みやすく、主人公の年齢も18ということを考慮に入れれば、どちらかといえば中高生向きの小説。
穏やかな青春小説、とでも評するのが妥当でしょうか。
とかく胸を打つオチでもなければ、大きな感動があるわけでもなく、どちらかといえば、主人公のとある期間が抜き出されたような感を受けました。
それでも読後の心にすっと入ってくるのは、読みやすい文体と緩やかなストーリーの流れが徐々に染み渡ってくるからでしょうか。

ただ、この作者が自分より一つ上なだけ、と考えると、いち素人物書きとしては非常な焦りを覚えざるを得なかったりもしたり(苦笑)

ぜひオススメ、というわけではないけれども、疲れた時などにふと軽く何かを読みたい場合にはぜひ勧めたい一冊。



リトル・バイ・リトルリトル・バイ・リトル
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] リトル・バイ・リトル
[著者] 島本 理生
[種類] 文庫
[発売日] 2006-01
[出版社] 講談社

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評価
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2005年12月05日

『アイルランドの薔薇』

著:石持浅海 出版:カッパ・ノベルス 光文社


1997年、長年の武力衝突を経てようやく和平へ向けて動くアイルランド。
そのスライゴーにある「レイクサイド・ハウス」というB&Bに、それぞれの理由を持って集まった客達は、偶然の出会いを喜び酒盛りをしていた。
しかし、その翌日、客の一人が何者かによって殺されていた。
しかもそれがアイルランドの合併の活動を目的とする武装勢力のNFCの幹部で――


ここでもレビューをあげた『水の迷宮』の作者石持浅海さんのデビュー作。
ミステリの王道、「嵐の山荘」(嵐などの何らかの理由によって陸の孤島状況に陥った場所で殺人が起こり、そこに居合わせた人間が事件を解決する推理もの)をベースに、アイルランドの和平問題を絡めてあり非常に面白かったです。
登場人物の個性がしっかりしていて、カタカナの名前の登場人物は人物表とにらめっこしながら読む私がそれをせずに読めるほどでした。
『さよなら妖精』同様、しっかりと裏打ちされた設定の上に成り立つ海外事情を挟んだものは私の好みなのかもしれません。

マイナスポイントは、殺し屋の設定でしょうか。
殺し屋、という割には机上の殺人だなぁ、と少し不満というか。



アイルランドの薔薇アイルランドの薔薇
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] アイルランドの薔薇
[著者] 石持 浅海
[種類] 文庫
[発売日] 2004-09-10
[出版社] 光文社

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2005年08月25日

『ジョッキー』

著:松樹剛史 出版:集英社文庫 集英社


レース賞金と騎乗手当てが唯一の生命線のフリー騎手・中島八弥。しかし、騎乗依頼は戦績が惨敗続きの馬や、気性が荒く悪癖を持つ馬などばかり。そんな中、ダービーをも狙えるであろう素晴らしい素質を持つ新馬、オウショウサンデーのデビュー戦の騎乗が依頼される。
スタートで出遅れるも、他を圧倒する追い込みで見事勝利を得た八弥。気をよくしたオーナーは次のレースも八弥へ騎乗依頼をするが――


私はギャンブルには興味のない人間ですが、友人の影響で競馬場にも足を運んだことも数回あり、競馬自体には多少興味はあったり。『ダービースタリオン』をプレイし、『走れマキバオー』を読んだり、近年では映画の『シービスケット』なども見に行ったこともあります。
まあ、その程度といえばその程度の興味ですが。
そんなわけで、この作品も競馬モノではありますが、多くの競馬モノが一人の騎手と一頭の競走馬の成長(あるいは栄光と挫折の)物語であるのに対し、この作品は主人公の騎手・八弥を主軸に、八弥が様々な馬に乗ることで物語が展開していきます。

とにかく、登場人物に魅力がある作品でした。
魅力といっても良い魅力ばかりでなく、横暴なオーナーはとにかくイヤミったらしく描くなど、キャラの描き方に上手さを感じました。
ちなみに私が好きなのはエリート・生駒w



ジョッキージョッキー
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] ジョッキー
[著者] 松樹 剛史
[種類] 文庫
[発売日] 2005-01
[出版社] 集英社

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評価
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『水の迷宮』

著:石持浅海 出版:カッパ・ノベルス 光文社


三年前、リニューアルしたばかりの羽田国際環境水族館で深夜まで残業をしていた片山は、水温トラブルの対処中に不慮の死を遂げる。
そして三年後の片山の命日、古賀たち水族館職員の元に携帯電話が送りつけられ、一通のメールが届く。その内容は水族館の展示生物への攻撃が示唆されており、実際に水槽にはアルコール入りの瓶が投げ入れられていた。
犯人の意図が分からぬまま、対処に負われる職員達。しかし、それを嘲笑うかのように攻撃は続き、ついにJ1水槽の裏で職員の大島が死体となって発見された――


純粋に読みごたえもあり、楽しめました。最初から最期まで
作中のトリック、犯人等は私でも予測ができ、ミステリとしてはやや難易度は低く、ミステリ導入にはオススメな作品。
個人的な好みを押し付けるならば、殺人事件が起こらず、水槽攻撃の犯人を推理して追う、というもののほうが良かったかな――などと元も子もないような事を言ってみたり(苦笑)
ただ、オチは「現代日本を舞台としている殺人事件なのに、これはいかがなものか?」と思わせるもの(関係者全員で殺人事件を事故としてもみ消す)でしたが、よくよく考えればそういうオチのミステリは結構あるので、単に好みの問題でしょうか。オチ自体は私は嫌いでは無いのですけれど、少し疑問……。

それと、帯の文には『胸を打つ感動』とありますが、実際に水族館に行ったことある人でなければ感動は薄くなるかもしれません。
水族館の実際を知らないと、片山の見た夢の壮大さは理解できないかも。



水の迷宮水の迷宮
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] 水の迷宮
[著者] 石持 浅海
[種類] 文庫
[発売日] 2007-05-10
[出版社] 光文社

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2005年08月01日

『西の魔女が死んだ』

著:梨木香歩 出版:新潮文庫 新潮社


西の魔女が死んだ。
そう連絡を受けたまいは、ママに連れられ西の魔女――おばあちゃんの家へと向かう。
そしてまいは車の中で、2年前、祖母の家で暮らした日々のことを思い出す。


先日のオフ会で、kioさまに勧められ購入した作品。
もともと児童文学色が強いためか、とても読みやすく、かつぐいぐいと引っ張られ、あっというまに読み終わってしまいました。
ノスタルジーな雰囲気で、とても好みでした。特に情景描写には惹かれるものが。
おばあちゃんのキャラクターも、個性が強くて魅力的でした。

新潮文庫には、その後の話「渡りの一日」が収録されていましたが、まいの成長を見る上でとても良かったと思います。話自体も好きでした。



西の魔女が死んだ西の魔女が死んだ
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] 西の魔女が死んだ
[著者] 梨木 香歩
[種類] 文庫
[発売日] 2001-07
[出版社] 新潮社

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『愚者のエンドロール』

著:米澤穂信 出版:角川文庫(角川スニーカー文庫) 角川書店


千反田に誘われ、文化祭に出展予定の2年F組自主製作の映画の試写会に行く古典部の面々。
しかし、その映画は鍵のかかった密室で少年が殺されていた場面で終わっており、犯人も殺害方法もわからぬままであった。
クラスを代表して、女帝・入須冬実に結末捜しを依頼された奉太郎と古典部の仲間達。
果たして彼らは無事に映画を完成に導くことが出来るのか――?


前作『氷菓』に引き続き、古典部シリーズの続編。
今回はミステリ色よりも青春小説色が強いような感も受けました。
奉太郎の導き出した映画の結末はクリスティの作品の影響を受けているかと思いきや、あとがきで否定されており「おや?」という感想を抱いたり(苦笑)
千反田に振り回される奉太郎がコミカルでなかなか面白かったです。



愚者のエンドロール愚者のエンドロール
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] 愚者のエンドロール
[著者] 米澤 穂信
[種類] 文庫
[発売日] 2002-07
[出版社] 角川書店

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『氷菓』

著:米澤穂信 出版:角川文庫(角川スニーカー文庫) 角川書店


省エネをモットーとする折木奉太郎は、神山高校に入学して早々、姉・折木供恵の命により、かつて姉が所属していた古典部に入部する。
とりあえず所属だけ……、という気持ちで入部したものの、古典部にはすでに千反田えるという女生徒が入部していた。
しかも千反田は、部室である地学教室に閉じ込められていた、と話し――


第五回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞受賞作にして、米澤穂信氏のデビュー作。元々、角川スニーカー文庫の<スニーカー・ミステリー倶楽部>より発行されていましたが、この夏(2005年6月)、角川文庫よりリニューアル再版された。
人の死なないミステリー、と評される通り、本筋となる部誌『氷菓』の謎を巡る物語を主軸に、それに追随する形で周りで起こる日常の些細な謎を解いていくストーリー仕立て。
『氷菓』の名の由来には、「ああ、なるほど」といった感じでした。

個人的には福部里志のキャラクターが好きですw



氷菓氷菓
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] 氷菓
[著者] 米澤 穂信
[種類] 文庫
[発売日] 2001-10
[出版社] 角川書店

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2005年04月28日

『トリポッド 1 襲来』

著:ジョン・クリストファー 訳:中原 直哉 出版:ハヤカワ文庫SF 早川書房


サマーキャンプに参加していたローリーとアンディ。そのオリエンテーリング中に道に迷った彼らの前に、巨大な3本脚の物体・トリポッドが現れ、農場を破壊しだす。しかし、トリポッドは軍の戦闘機に爆撃され、あっけなく破壊されてしまう。
後日、どこもかしこも話題の中心はトリポッドについて。テレビ番組の中にはトリポットを題材にしたトリッピー・ショーというコミカルな番組も放送されていた。だが、そのトリッピー・ショーを見た人々の中に、少しずつ異常な行動を示す者が現れ始め――


このレビュー初の海外作品。
児童文学としても名高い作品なので、SFが苦手な方や、小学校高学年くらいの子どもにも読みやすい作品となっています。少なくとも、SFの導入にはオススメできる作品です。
個人的には、徐々に壊れゆく日常、というのをもう少し細かく描写してほしかったのですが、それを抜いても良い作品だったと思います。
この第1巻はあくまで導入の、プロローグ的なエピソードであって、本編は次巻からの3部となっているようです。
この1巻のキャラクターに魅力的なキャラが多いので、残念といえば残念。(個人的にはアンディが好き)

なお、このトリポッドは帯の煽りによると、ウォルト・ディズニー映画化が決定しているらしいので、興味のある方は一読しておいて損はないかと思います。
ただ、ディズニー映画にするにはいささか過激なシーンも多いように見受けたのですが、それらの描写はカットされてしまうのでしょうか……?



トリポッド 1 襲来トリポッド 1 襲来
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] トリポッド 1 襲来
[著者] ジョン・クリストファー
[種類] 文庫
[発売日] 2004-11-09
[出版社] 早川書房

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『鏡のお城のミミ 〜カンタン王国の大冒険〜』

著:倉世 春 出版:コバルト文庫 集英社


田舎で弟のフィディルと暮らしていたミミのもとに、突然お城から騎士がやってきてフィディルを連れ去っていてしまった。フィディルは現国王とミミの母親との間に出来た隠し子で、第一王子の失踪が元で招聘されてしまったのだった。
ミミはフィディルを救い出すため、男装してお城に潜り込むことにしたが――


あらすじを書いているだけで、背中がむずがゆくなってきました(笑) 自分にはこういう小説は絶対書けないんだろうなぁ、と思ったり。
内容は、少女漫画的。コバルト文庫の中でも年齢層は下の人(小学生高学年〜中学生くらい)を対象とした感じ。
展開は多少都合よく行き過ぎている感がありますが、この手の作品はハッピーエンドでないとなぁ、と納得してみたり。
王子の正体はなんとなく予想できましたが、姫の正体がまさかあの人だったとは。

しかし、この鏡のお城のミミ、結構シリーズが出ているんですよね。
続巻を買うか買うまいか……。まだ微妙です。



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2005年04月25日

『西の善き魔女 T セラフィールドの少女』

著:荻原 規子 出版:中公文庫 中央公論新社


セラフィールドでホーリー夫妻の元に居候している15歳の少女フィリエルは、女王生誕祝祭日の朝、高地の天文台で観測を行う研究者の父親から母親の形見のペンダントを渡される。
その晩、フィリエルはずっと楽しみにしていた領主館の舞踏会へと出かける。しかし、そのペンダントが元で――


一言で言えば、面白いです。
少し古風なファンタジーの世界観。何の変哲もない田舎の女の子が実は……というある意味王道な設定ではあるのですが、それをものともしない展開の仕方は見事。中盤から物語にぐいぐい引き込まれて、一気に読み終えてしまいました。
あと、この作品は描写が丁寧に描かれていて、好感が持てました。
お気に入りのキャラクターはユーシス。中盤から地に足が着いた感じですが、前半舞踏会での優雅な貴族のご令息っぷりがカッコよすぎです。
ラストは一応序章完結という形ですが、良い意味で引っ張ってくれていて、これからの展開に期待が持てます。次巻が楽しみです。(ただ、噂によるとBL要素がある、とのことで多少不安でもありますが)

ちなみにこのシリーズ、マックガーデンよりコミック化もされている模様。興味のある方はそちらも参照にされると良いかと思います。



西の善き魔女〈1〉セラフィールドの少女西の善き魔女〈1〉セラフィールドの少女
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] 西の善き魔女〈1〉セラフィールドの少女
[著者] 荻原 規子
[種類] 文庫
[発売日] 2004-10
[出版社] 中央公論新社

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